世界中で銀行がお金の管理をするようになった現代。その経済の仕組みを各国ごとに見て見る。

・イギリス

大英帝国と呼ばれた一世代前の世界の支配国。その2で言ったみたいにイングランド銀行が出来て、国民からお金を集める仕組みが出来上がった。それを戦争に使って支配国をドンドン増やして行った。世界の公用語になるほど英語が広まったのを考えればどんなけの支配力やったかがわかる。

ここで、イギリスの経済で抜きに出来ひんのがロスチャイルド家。というか現代経済の話で抜きに出来ひんのがロスチャイルド。簡単にロスチャイルドの発展を。

1764年ドイツでロスチャイルド商会を設立したユダヤ人商人のマイヤー・アムシェル・ロートシルト(ロスチャイルドのドイツ語)。金のかかる戦争をしたがる国王に金を貸す。戦争に勝とうが負けようが利子や担保を手に入れる。爆発的に富を手に入れたロスチャイルドは1800年代に入ると5人の息子をヨーロッパ各国の経済界へ送り込む。ユダヤ人は迫害から逃れる為に情報が命より重いという認識があった。ヨーロッパ中で情報をかき集め家族間で共有しさらに莫大な富を得る。

イギリスへ渡った3男のネイサン・ロスチャイルド。1810年にロンドン証券取引所の支配者となり世界一の金融王になる。1815年にはイングランド銀行も支配下に治める。当時300万ドルの資産を2500倍の75億ドル
に膨れ上がたと言われてる。その背景にはイギリス連合軍とナポレオン率いるフランス軍の大戦に投資できたから。その戦争の情報をいち早く仕入れる事で他の投資家を出し抜いた。

これでイギリスの資産家や名家を破産させ、ヨーロッパを支配し現代のロスチャイルド家の基盤を作った。

日本にもその影響力はめちゃくちゃでかい。時代は坂本龍馬が活躍する幕末。一般的には龍馬が薩長同盟を取り付け幕府を倒したとされてるけど裏では、ロスチャイルド率いるイギリス謀略家が活躍した。武器商人や外交官。彼らの策略の元龍馬や西郷が表舞台で活躍することになった。アーネスト・サトウやトーマス・グラバーがその代表。その結果現代の日本の生活様式や文化の多くがイギリスから取り入れてる事が多い!!

・アメリカ

世界一の経済大国。その始まりは2回の世界大戦がタイミング。2度の大戦でヨーロッパの国々が経済的にも疲弊しきってた。そこで、広大な土地と資源を持つアメリカが軍事力を高め経済的に主導権を握り始める。

ヨーロッパ経済を支配したロスチャイルドは当然アメリカにも目を向ける。代理人であるJ.P.モルガンやJ.シフを支援。モルガン財閥、シフ財閥という巨大な財閥がアメリカに誕生する。さらに彼らから支援を受けたJ.D.ロックフェラーが石油王、ハリマンが鉄道王となって行く。世界はヨーロッパの「ロスチャイルド」とアメリカの「ロックフェラー」で動かされている、と言われるようになった。

この国の一番すごいところでありおかしいところは、国の銀行を一般銀行が管理してるとこ。「お金」でも紹介したけど連邦準備銀行(Federal Reserve Board)っていう銀行が日本で言う日銀みたいな位置づけにある。その銀行は一般銀行が投資して共同で成り立ってる。
何がすごいって、そんなけ一般の個人や企業が力を持てる国やっていうところ。日本やと一つの企業や個人が力を持ちすぎるとすぐにつぶされてしまう。ホリエモンなんかが典型的。
何がおかしいって、お金を発行する権利を持ってるのが一般企業っていうところ。極論言えば今月お金ピンチやからお金刷ろうと思えば刷れる。もちろんそんな単純じゃないけど言ってしまえばそういう事。

アメリカを12の地区に分けたそれぞれの地区ごとに連邦準備銀行がある。一つの連邦準備銀行っていうのが存在するわけでは無い。で、誰がその発券権力を大きく持ってるかっていうとロスチャイルド。ロスチャイルド、ロックフェラー、モルガンが代表的なFRBの出資者。上の説明でも書いたから分かる通り結局はロスチャイルド。

ちなみに1ドル札でも100ドル札でも原価は、紙を刷る2セントって言われてる。日本円で考えたら100円札も1万円札も2円。それをアメリカ政府や一般銀行にそのお金の価値で貸す。返してもらう時はもちろんその価値返してもらう。言うたらお金刷れば刷る程死ぬ程お金が湧いて来る。っていうのがアメリカの経済。アメリカ政府の国債をFRBが買ってるような感じ。

日本のお金はお札に書いてるように日本銀行券!!つまり日本銀行が2円で発行してそのお金の価値として一般銀行に貸す。でもアメリカのお金はお札にFederal Reserve Noteって書かれてる!!これは連邦準備制度理事会の利子の付かない社債っていう意味。だからアメリカ人が使ってるお金は一般企業の集合会社の社債をお金として使ってる。これもおかしいとこ!

・中国

アメリカを超え次の大国との呼び声が高い国。この国もまた世界に大き過ぎる影響力がある。

ヨーロッパからの植民地支配が長く続いてたから経済的にはいろんな国の経済を取り入れてる。中央銀行としては終戦後1948年中国人民銀行が設立された。社会主義の計画経済として国家が運営し、一般銀行である市中銀行も国家が管理した。1949年には通貨が元に統一される。びっくりする事に4年後に1万分の1のデノミが起きる。デノミとは英語のredenominationで通貨の価値の切り下げや切り上げ。つまり1万円が1円になる。今それが日本で置いたら福沢諭吉が1円になるって事。ありえへんと思う事が実際当時の中国で起きた。というか世界でもちょくちょく起きてる。ウルグアイ・トルコ・北朝鮮でもこの10年20年の間で起きてる。

1978年に鄧小平が資本主義を徐々に取り入れ経済が変わり始める。市中銀行の役割が分離され始め中央銀行となって行く。1998年にはアメリカの連邦準備制度に似た形式を取り全国を9地域に分けた支銀行が誕生する。

この国の問題は元の価値の大変動。さっきも出たデノミがあったり最近ではシャドーバンキングがあったりで不安定と言われてる。シャドーバンキングとは文字通り影の銀行。中国では銀行が建設会社とかに融資する時の金利が低い。だからリスク管理のために安定した大企業にしか融資できない。そしたら銀行は儲からへんし建設会社も建てられへん。困った人達は方の抜け道を見つける。まず形だけの投資会社を作る。そこに一旦銀行から低い金利の融資を受ける。その金を元に建設をする。それだけやと費用が足らんからその建設を金融商材として一般投資家に売る。その建設で上がった売り上げから建設会社の利益・一般投資家の配当・銀行の利子を抜いて余った分が形だけの投資会社の利益。っていう構図が抜け道の正体。

これによって不動産バブルが到来。高度経済成長を迎える事となった中国の正体の一つ。これは国家も問題視してる。けど廃止にしてしまったら今の経済が確実に崩れるからどうしようか考え中。そんなこんなで世界の大国にのし上がった裏にはいろんな問題を抱えてる。

ちなみにもう一つの大国になった理由として、アメリカの国債を大量に買ってるのも言われてる。意外に多いのが2位の日本。2012年アメリカ財務省の発表では約90兆6240億円の米国債総保有額。中国は93兆6080億円。もーここまで行ったらいくらの借金かわからん笑 ちなみに日本の借金は1284兆円て言われてる。そんな国が他の国の国債を90兆円分も持ってるのもおかしい。。

あとは人口の多さ。大量生産の現代社会に置いて問題が人件費。貧富の差が超激しい中国。生きて行くのに必死な中国人が多く働く工場。そこにアメリカや日本などの先進国の外資企業が安い人件費を求めて工場を作る。技術を盗んで中国製の商品を作る。著作権の概念なんて無い中国やからパクりまくり。そして今度はそれを安く外国に売る。そらその工場を管理してる中国人富裕層は儲かり放題。

そんなこんなで経済大国になった中国やけどいつ崩壊するかわからんとも言われてる。けど現段階世界2位の経済大国と言われてるのも事実。問題の多さも世界トップクラスなのも事実。

今回は3つの国の銀行を中心に経済を見たけど世界経済は広くて難しい。グローバル化した世界経済はもはやバカでかい一つの生き物みたいに世界の国々と絡み合ってる。一つの国が変わると世界の国々に影響する。

そんな世界経済の中で注目するべき事件が最近起きた。2008年に国家崩壊したアイスランドがわずか数年で経済復活をした。その裏側にはすごい出来事があった。詳細はアイスランドの危機と復活

※参考サイト・ブログ
http://thinker-japan.com/thinkwar.html/index.shtml
http://history.nobisiro.com/country/china.html
http://shadowbank.nobisiro.com/page/sikumi.html