対立と意識レベル

意識という言葉にしばらく焦点を当ててみる。結局、意識の話の先に何があるのかを少しまとめたいと思う。

デヴィッド・R・ホーキンズ という精神科医がいる。

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わずか3歳で自我の存在に気づいたという精神科医の寵児。神秘体験を重ね、たどり着いたのが意識とは何かということ。

彼は「意識は測定できて、数値化できる。」として科学的に意識レベルを数値化した。段階ごとにその意識がどういった考えや感じ方をするかをまとめた。

まだ読めていないが、「power vs force」

 

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は興味深い本。

 

「批判からは何も生まれない」

という言葉をしばしば耳にする。この答えが彼の考え方に凝縮されているのではないかと思う。

 

すべてのものに意識レベルがある まとめnaver

 

人類史において、批判や対立が無い時代は無い。その理由は生きている人類の意識レベルが対立のレベルにいるから。もし、全員がマザーテレサ並みに慈愛の溢れる人々なら戦争は無い。もちろん人は違うから人である。が、彼は全員がマザーテレサ並みの意識レベルになれる可能性を秘めているという。

 

マザーテレサ以外にもガンジーやキング牧師などは決して対立も抵抗もしなかった。その先に何も生まれないと知っていたからである。それは教えられたわけでもなく、勉強したからでもない。ただそう感じて、その直感に従って頂けだけだと思う。

 

 

大事なのは批判や対立のその先にある話。そこで大切になるのが、善と悪とは人間が勝手に決めているという概念。この世にあるのは陰と陽で善と悪ではないという考え方。

 

人間は理性を保つために何かを善とし、何かを悪と決めつけたがる。それを上手く利用した者が成功しているのも事実。そのレベルから全員で脱出するタイミングが地球レベルで近づいてきている気がする。

 

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地震が起きて津波で多くの人が亡くなり、原発が爆発した。地震を起こした奴らが悪で、原発を作った東電が悪で、対処しない政府が悪だ!と被害者は言うかもしれない。

 

BESOもかけがえのない友人が津波により亡くなったので、居たたまれない気持ちでいっぱいである。だが、何かが悪なのだとしたら、地震を起こした奴らを止められなかった人たちが悪くて、原発建設を止められなかった人たちも悪くて、政府に対処させられない住人たちも悪である。と海外の人は考えるかもしれない。

 

つまり、悪いか善いかは見る人の立場でものすごく変わる。正義という言葉も同じかもしれない。普遍の意識で見ると、ただ地震が起きて、多くの人が死んで、人間が作った原発が爆発してそれにより二次被害がでているだけ。

 

誰が最初に悪という概念を生み出したかご存知だろうか?他でもない今や世界一の信教者数を誇るキリスト教だと言われている。

 

イエスはユダに銀貨30枚と交換で裏切られ処刑されたと言われている。そのユダを悪だと言い始めそれがキリスト教とユダヤ教の大きな対立につながった。

この辺は昔の記事を見て欲しい。

 

何が言いたいかと言うと、誰々が悪い、何々が悪い、というのは人にそう思って欲しい人が勝手にそう言っているだけ

 

腹の立つ上司の文句を言う。「あの上司は部下の事を何もわかっていない。」

出来の悪い部下の文句を言う。「今どきの悪い奴らは本当にどうしようもない。」

 

両方とも、聞いてもらった人に同意を求めるだけで、誰々が悪いと言って問題をその人に押し付けているにしかすぎない。問題が起きているならその問題の解決に向かわなければならない。

 

その上司も部下も悪いわけではない。ただ、そういう人なのだ。変わる可能性もあるし変わらない可能性もある。どちらにしろ、その問題を解決するために自分が何をするかが重要であると思う。

 

違う仕事を見つけるのか、問題を当人と共有して向き合うのか、もしくはそれが自分の鏡写しだと認識して自分の行動を見直すか。

 

方法はいくらでもある。しかし多くの人が、その人がありもしない悪だと勝手に決めつける。病気も同じ。特に現代は3人に1人がガンで死ぬと言われている。まるでガンが悪いように言われている。

 

誰がガンが悪いと決めつけたか考えたことがあるだろうか?

 

人は何かを悪いと考えると次の行動がわかりやすくなる。だいたいはその幻影の敵を倒そうとする。そのために要るものを買う。人なら武器、ガンなら薬。何にでも言える。もし、自分が武器商人なら敵がいない世の中は全く儲からない。もし薬商人ならガンで死ぬのが幸せと考えられたら薬が売れない。

 

わかりやすい例が9.11の同時多発テロ。テロが起きる。もちろん首謀者が悪い。遺族のためにも国を挙げて報復する。その為には国家レベルの攻撃が必要。そして戦争が始まる。

 

戦争しなければ武器商人は儲からない。戦争を生まなければ。生み続けなければ。

 

全く別物に見える武器と薬。作っている人は同じグループならどうだろう?

 

それは今までみてきた記事を見てもらえればわかると思う。

 

なぜこんな世界中を巻き込む事件が起きたかと考えると、人々の意識が生まれ変わるために起きたからではないかと思う。いつまでも、原発というリスクの高い物を置いておくなという警告かもしれない。

 

全ての出来事には意味があると言われている。事故も、出会いも、成功も、失敗も。

 

そろそろ、悪に向かって対立するのをやめる時がきた。陰と陽がただただあり、どちらも今の世に必要なもの。明日事故で死んだらそれまで。死ぬことが悪いと誰が決めたのだろう?誰も死んだことは無いのに。

 

そういう意味で言う。原発、TPP、農薬、環境破壊、情報統制、人々からの搾取・・・それらが悪いわけでは無い(もちろん善いわけでも無い。善悪じゃ無い)。

 

音楽を愛するアーティストはよくこういう。「全てのジャンルの音楽が好きだ。」

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