目に見えない数字とは?

目で確認しきれない程大きいまたは小さい、そもそも人間の視覚では捉えきれない存在も数字によって成り立っているのという事。

例えば、電気・空気・電圧・空気圧。このように「気」がつく言葉や「圧」がつく言葉は基本的に目には見えない。

また、電子や分子など「子」がつく言葉は小さ過ぎて目に見えない。

逆に大き過ぎるものは天体や宇宙など人間が自由に調べることができない程大きい存在。

そういったものを人間が理解する為に今までの多くの科学者・数学者が人生をかけて様々な研究をして多くの公式や定理を生み出してきた。そしてどのように数字で成り立っているのかを解明してきた。

数字vol.1でも書いたようにそれらが実社会で数限りなく役立っている。

目に見えないものが実社会に役立っているものとしては「電気」「インターネット」「ガス」が1番わかりやすいかもしれない。

電気が発電所で生み出され各家庭や現場に届けられる。発電には火力水力原子力など様々な方法がありその全てに数字が関わっている。何かを変換するには必ず数字が出てくるのかもしれない。

その過程において電線や送受信機には様々な数式や定理が組み込まれている。

多くの公式や定理を編み出してきた科学の偉人たちだが、まだまだ科学者の頭を悩ましている存在が多くある。むしろ理解しきれていない分野の方が多いとも言われている。

代表格が「宇宙」。他にも「脳内」ひいては動植物の内部はまだまだ分かっていなことが無数にある。身近なものでいえば「音」もまだまだ分かっていない。全てを理解するのは不可能なのかもしれないが、ただ目の前に分からない事があると理解しようとするのが人間の本能なのかもしれない。

少し話は変わるが、世の中には天才と言われる人たちがいる。

各分野において他の人には真似の出来ないような事を自然体にしてしまう人達。

その天才を数字という観点から探ってみると非常に面白い結果が返ってくる。最近では音の正体が空気の振動という事が分かってきている。ギターやバイオリンの弦を弾くと振動が生まれ、その振動が空気を伝わり耳の鼓膜に訴えかけ、音楽として脳が認識する。それが判明し逆にどのように楽器や観客を配置するかという事を考えてコンサートが開かれていたりもする。ピアノがいつも客席に右を向けているのは、鍵盤を弾くとその振動が響板から抜けていくのは右側だからというのもこういった理由と言われている。

山下達郎という一人の天才もそのあたりを数字ではなく感覚として分かっており、コンサートの質に人一倍こだわりを持っているが故に大きな会場でのコンサートは基本的にNG。音がどこまでならよく聞こえるという事を感覚的に知っているようだ。

そして音楽史としても最高峰の天才モーツァルト。彼の作曲した曲は人を癒したり集中力を高める効果があると言われている。その原因を現代の科学者が調べると答えは周波数ではないかと言われている。人の感情に大きな影響を与える脳波。その脳波がα波に成り易いと言われる周波数がモーツァルトの曲にはある。

推測でしかないが今から1700年代後半に活躍したモーツァルトは周波数や脳波の研究などしていなかっただろう。しかし現代の機器で曲を計測すると不思議な事に素晴らしい程人が集中しながらリラックス出来る脳波が出る曲に仕上がっている。幼い頃から作曲の神童とされていたモーツァルトの脳内にはα波のメロディーが溢れていたのかもしれない。

このように目に見えない存在を数字で考えるとおもしろい結果がまだまだ他にも沢山ある。

次回の数字3では科学者の最終目標である全ての物質の根源「量子」に迫ってみる。

物体がいかに構成され存在しているのか、地球はどのように成り立っているのか、究極のテーマ生命はどこからやってきたのか。そして全ての科学者を虜にする宇宙。

これらの謎を解明しようと必ず出てくる数字。もちろん目には見えないため想像上、仮定として数字。もしこの仮定が正しければと見える答え。その仮定が正しいと証明する実験。

反分子や反重力など神の領域に徐々に近付きつつある人類の科学力。果たしてそれを手にする資格があるのか?もしくは使いこなす器を持っているのか?

答えは神ではなく数字が知っているのかも知れない。