遅くなったけども、久しぶりの旅記事更新。

今回は、旅というよりは研修。農業と林業を学ぶ3週間のインターンシッププログラム。高知県土佐郡土佐町に滞在し、自然の中で様々な体験をさせてもらった。

3週間という短くはない期間。しかし、研修期間としてはもっと長くてもいい充実した内容だった。そこで学べた事や感じた事を少しでも共有したいと思い、記事にしてアップする。

美しき棚田と深緑の山々

大阪からバスに揺られ走ること4時間。思いの外近く、意外にすぐに高知県に到着。高速バスに乗ったわけだが、今までとは少しわけが違う。

だいたいの高速バスは主要な都市部が行き先で、終着点となる。その周辺や通り道の主要部にも停車する場合はあるが、「なぜ、こんな何も無いような地点で高速バスを止めるのだろう?」と思うような停留所に停車することがある。

今回、降り立ったバス停がまさに、そのような地点。2つの高速が連結するバイパスにある小さな小さなバス停。

何も無いような、と思ったが、そこから少し行ったところに広がっていたのは、見るものを魅了する美しい棚田の風景と、濃い緑が一面に広がる美しい山々が織りなす自然美だった。

そして、3週間中山間地域で過ごした末に改めて知った様々を思い返しながら、またその何も無いようなバス停から大阪へ向けて帰ってきた。

今回はそこでの暮らしや感じたものにフォーカスしたいと思う。

 

「生き方」と「暮らし方」

 

普段の生活におくる上で、常々考えている内容は何が大きな比重を占めているだろうか?

経済的な問題ももちろんあるだろう。子育てや家族の問題も大きいかもしれない。もちろん仕事の内容も大きな部分を占める。

それらの根本的な問題を改めて考えさせらた。それが「生き方」と「暮らし方」だった。

上に挙げたような日々考えることは「生きる」という事の上に現れる問題の一つ一つだ。

しかし、それをもっともっと細かく掘り下げていくとたどり着くのは、何を食べ、どんな所に住み、どんな服を着るか、というライフラインを見直す事になる。

それらが土台にあって、経済活動や社会活動がある。今の日本はこの土台となるライフラインの水準が世界の国と比べものすごく高い。

本来この水準の高さは人々の生活にいい影響を与える。

明日の食べ物を心配せず、喉が渇けばすぐに水がある。毎日清潔な衣服を着る事が出来、大部分の人に帰る家がある。

だが、その反面失われてしまったものがある。それらの大事さ自体を見失ってしまっているのだ。

そして、今回のこの旅で、「生き方」「暮らし方」というライフラインに土台を置いたテーマを身に叩き込まれるように教えられた。

それは何もこういう生き方をしなさいとか、こういう暮らしを目指しなさい、というものではなかった。

ただただ大自然の中で、自然と共存し、動植物を見守り、時には争い、調和の中に生きるというものを見させてもらい、また一緒に体験させてもらった。

そういった内容を Vol.2 から細かく見ていきたいと思う。